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ビルトインエアコンを分解洗浄するメリットと分解洗浄の流れ

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ビルトインエアコンや天井カセット式エアコンなど、業務用エアコンは定期的に分解洗浄を行う必要があります。

この記事では業務用エアコンを分解洗浄するメリットやエアコン洗浄、メンテナンスの流れなどについてご紹介します。

ビルトインエアコンを分解洗浄するメリット

天井カセット式エアコン、ビルトインエアコンをはじめとした業務用エアコンや家庭用エアコンを分解洗浄するメリットには、臭い軽減、電気代節約、エアコンの寿命が長くする、の主に3つがあります。

嫌な臭いから解放される

エアコンのつけ始めは独特な臭いがしてくることがあります。
この臭いは実はカビと汚れと水分が混ざり合った臭いです。

エアコン内部は結露が起こりやすく、結露が原因でカビが発生しやすい環境にあります。
このカビがエアコンの独特の臭いの原因になります。

エアコンを付けてしばらくすると臭いが消えたように感じるのは空気が冷やされることによって臭いを感じにくくなるだけで、室温が高くなってくると再び臭いが気になり始めます。

熱交換器やドレンパンのなかに溜まったカビや汚れが吹き出し口から排出されるため、健康にもよくありません。

エアコンを分解洗浄して内部の汚れをしっかりと取り除くことで嫌な臭いはもちろん、室内にカビが吐き出される心配もなくなります。

電気代が節減できる

ビルトインエアコンのフィルターが目詰まりすると、エアコンの空気を吸い込む力とエアコン内で調節した空気を吸い出す力の両方の力が弱まってしまうため、これまでと同じ温度設定をしているのにエアコンが効きにくいという結果につながります。

エアコン内部の熱交換器にまでホコリや汚れが溜まると、空気調節機能も低下して、さらにエアコンが効きにくい状態になってしまいます。

フィルターや熱交換器にホコリや汚れが溜まると、より多くの空気を吸い込もうとしたり、より多くの力で温度調整を行ったりする必要があるため、余計な電力を消費して電気代が高くなります。

そこで定期的に業務用エアコンを分解洗浄することで無駄なエネルギーを削減し、電気代節約につながり、10~30%の電力消費を削減できるとされています。

エアコンの寿命が長くなる

ビルトインエアコンなどの業務用エアコンを長く使い続けるには定期的なメンテナンスが不可欠です。

定期的に洗浄して汚れを取り除くことでエアコンへの負担を軽くし、エアコンがより長く使えるようになります。

また、エアコン内部の部品は年月とともに劣化していきます。
これらの部品をメンテナンスで交換することでエアコン本体の大きな劣化を防ぎ、エアコンを長く使用できます。

業務用エアコンの分解洗浄は業者に依頼した方が良い理由

天井カセット式エアコンはパネルとフィルターは自分で掃除が可能です。
フィルターを定期的に洗浄していればエアコンを快適に利用できます。

しかし、個人では熱交換器などの内部の機器までは掃除ができません。
そのため、業者に掃除してもらった方がエアコン内部までしっかりと洗浄ができます。

特にエアコン本体が天井裏に設置されているビルトインエアコンの場合、自分で掃除できるのは吹き出し口と吸い込み口のみになりますので、基本的には業者に天井裏に入ってもらい、分解洗浄することになります。

天井カセット式エアコンの分解洗浄の方法

天井カセット式エアコンは天井に埋め込まれていますが、室内側から本体を分解できます。

パネルを外し、フィルターなどの部品を分解して専用の洗剤で洗浄します。
さらに、本体の熱交換器も専用の薬剤で洗浄します。

分解した部品や外装パネルを拭き上げたあと、元通りに組み立てて動作確認をして完了です。

天井カセット式エアコンの場合、フィルターであれば自分でも掃除が可能です。
前面のパネルを開けてフィルターを取り外し、ホコリを掃除機で吸い取ったあと、水洗いします。

エアコンのパネルやルーバーを薄めた中性洗剤を含ませて固く絞った雑巾で拭き、水拭きしたあと乾拭きで仕上げます。

フィルターは完全に乾いてからエアコンに戻してパネルを取り付け、完了です。

自分でフィルターを掃除していてもカビ臭さが残っている場合は、熱交換機にまでカビが増殖している可能性が高くなります。
この場合は業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。

ビルトインエアコンの分解洗浄の方法

ビルトインエアコンは本体の多くの部分は天井裏に設置されており、吹き出し口と吸い込み口が天井面に現れています。

そのため、点検口から天井裏に入り、取り外せる部分は分解洗浄、取り外せない部分は取り付けたまま洗浄します。

具体的にはパネル、フィルター、ドレンパン、ファンは分解洗浄、熱交換器はビルトインエアコン本体に取り付けたまま高圧洗浄します。

さらに、ビルトインエアコンから離れている吹き出し口、吸い込み口もクリーニングします。

業務用エアコンの分解洗浄の頻度

業務用エアコンの分解洗浄の頻度は、エアコンの使用状況によって左右されます。

一般的には1年に1回はメンテナンスを行いますが、使用頻度が少ない場合は2年に1回程度でも問題ない場合もあります。
エアコンの使用頻度が多い場合や油汚れなどが付きやすい環境に設置している場合は半年に1回程度はメンテナンスを行うようにしましょう。

基本的にはエアコンを本格的に使うシーズンが来る前に一度洗浄とメンテナンスを行い、エアコンが正常に使用できるか業者にチェックしてもらうと安心です。

また、天井カセット式エアコンのようなフィルターを室内から取り外せる業務用エアコンは2週間に1回程度、自分でフィルター清掃をすると快適に利用できます。

業務用エアコンは年に1回の分解洗浄が必要

ビルトインエアコンや天井カセット式エアコンなど、業務用エアコンは1年に1回の分解洗浄が必要です。

分解洗浄をしておくことで、1年間エアコン内に溜まった汚れやカビを取り除いて快適にエアコンを使えるようになるだけでなく、エアコンへの負荷を軽減し、電気代の節約やエアコンの寿命を長くする効果が期待できます。

分解洗浄はエアコンを本格的に使うシーズンの前に行うと良いですが、エアコンがカビ臭いなど、違和感があったらシーズン中でも業者に洗浄を依頼するのがおすすめです。

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